第五回GM1「新たなるレボリューション」 ●アンチェイン研究所&深化関係・・・NPC;ペガサス 七大聖剣について調べる研究員PC。壊れた聖王の剣を元に戻そうとするも果たせない。 リバティを介してスノースワンに聞いたところ、七大聖剣が深化に関わるというのはデタラメ。 人間には元々色々な力があり、現代人は自らの力を忘れているだけ。 アンチェイン研究所。 ペガサスは、前回自らが殺した元研究員の日記を発見する。日記によると、彼はミルンの恋人だったらしい。 彼がアンチェイン覚醒薬を飲まないようミルンに言ったため、彼女は実はアンチェイン覚醒薬を飲んでいない。 施設を破壊する前に新しい情報を得ておこうとそれぞれ動くPCたち。 彼らは、異形化した元研究員(ミルンのダーリン以外にも複数居る)から、 アンチェイン覚醒薬にはエニグマ因子が何者かによって組み込まれていたことを聞かされる。 そのため、飲んだ研究員は一人(本当は飲まなかったミルン)を除き、全員異形化したとのこと。 一方、地下探索中のPCは最奥に頑丈な扉を発見。蹴破ると、その先には地面に開いた発光する穴があった。 その穴から現われたのは、癒しの力も効かず、力も強くなっているという新たなエニグマだった。 大量のエニグマに襲われ、地下から脱出するPC。同時に崩れる研究施設。 瓦礫の下敷きになりエニグマは全滅したと思われていたが、彼らは地面からすり抜けるように地上に出てくる。 続々と現われる大型のエニグマ。 そんな中、急激に周囲の気温が下がり、突然世界が反転した。 気づくとPCたちは、上下がさかさまになったモノトーンの空間に浮かんでいた。そこはエニグマの世界らしい。 天には見慣れたスワンソングの町並み。そこには大量のエニグマが溢れている。 そのエニグマたちの前方には、異星海の穴が浮かんでいた。 ●プレアデス城奪還関係・・・NPC;オリオン、クレセント、リバティ、ミラージュ、ギラ、ミルン、アトラス(名前だけ) ※プレアデス城関係が今回かなり入り乱れ。一応、時系列順に書く予定。 フルール滞在中のクレセントとリバティは、ヒイロと共にプレアデスに帰還することとなる。 記憶は相変わらず戻らないクレセント。そんな中、リバティは両親の会話から自分の父がクレセントだと知る。 クレセントの代わりにプレアデス王子である自分がなんとかしなければと思いつめてる様子。 その夜、本国ではオリオンたちプレアデス城奪還組が作戦会議。 翌日の早朝に正門から奇襲をかけるという策をオリオンは提案。単純すぎると訝しがる周囲にオリオンは譲らない。 オリオンが独りで行動を起こすと考えたモニカは、オリオンを含めた全員に毒入り (常人が飲めば死亡。アンチェインなら眠気に襲われるだけ)のワインを振舞い、皆が寝静まった所で単身プレアデス城に向かう。 しかし、モニカの行動に違和感を覚えていたオリオンはワインを飲まずに吐き出し、モニカの後を追う。 天狼のアンチェインを持つオリオンはモニカを追い抜き先にプレアデス城へ。ミラージュと会話。彼女と手を組む。 モニカ、夜明け前に単身プレアデス城に到着。 ミラージュに「オリオンの居場所を教える代わりにプレアデス城の解放を要求する(勿論嘘の提案)」と持ちかける。 そこにミラージュに寝返ったオリオンが登場。自分がミラージュに寝返ったことを宣言。 モニカを彼女から奪ったアンチェインガンで撃ち、吹き飛ばす。 朝、他のプレアデス奪還組がようやく目を覚まし、オリオンとモニカが居ないことに気づく。出遅れた形でプレアデス城に向かう。 一部のPCは隠れ家に残留。ミルンを問い詰めるが、研究所の事は話したがらない。 エニグマに対抗する術をロゴス海以外に彼女は知らないという。 エニグマは「異次元の侵略者」。 ロマンシア大陸に無数にある世界間を繋ぐ扉(異星海の穴)を塞がない限り、根本的な解決にはならない。 その穴を閉じる役目を果たすのがロゴス海。しかし、聖王の剣が壊された為、切り札はなくなった。 ミルンから情報を聞いている時、来訪者あり。送られて来たのは時限爆弾付き葬儀用の花。差出人は国士連合軍。 爆発で飛ばされるアジト。そこからミルンの姿は消えていた。 ほぼ同時刻、クレセント達フルール帰還組がプレアデス到着。 ヒイロは単身先にプレアデス城へ。クレセントたちは記憶を戻すためサスキア氏の研究所に向かうことにする。 しかし、リバティは「おほしさまのこえがきこえる」と一人駆け出す。追うミテ君&リステ。 向かった先は市民が集まる広場。そこにオリオンが現われるという噂が流れており市民で溢れかえっている。 実は市民を城から離そうとしたPCの偽情報。しかし、本当にオリオンがその場に現われ、市民に対し宣戦布告を行う。 「俺はこれからこの腐ったプレアデスを支配し、てめえらを地獄へ突き落とす」 自分の叔父と戦うのかと震えるリバティに、スノースワンはそれが正義だとたきつける。 そんなリバティの前に現われるミルン。彼女もまたオリオンと戦えと言い、取り出した薬瓶をリバティに渡した。 「困った時にのんでください、元気が出るお薬ですぅ」。 一方、サスキアの研究所に来たクレセント一行。サスキアはクレセントの動きを封じた上で(中途半端に記憶戻って暴れると困るため) 次元鏡で「彷徨う瞳」をこっそり取り付けたヒイロの姿を見せつける。 恋人達座のソウルによって一気に地下聖堂まで移動するヒイロ。そこで待っていたのはオリオンとミラージュだった。 ヒイロはミラージュと聖杯ごとソウルで地の果てまで飛ぼうと試みるが、ソウルの力も聖杯には弾き飛ばされる。 オリオンとクレセント、二人が死ぬか封印を解かない限り、絶対安置シールドは解けないとオリオンは言う。 星銃でヒイロを弾き飛ばすオリオン。「記憶喪失の兄貴を連れて、こんなプレアデスなど忘れて子供と一緒に幸せに暮らしな」 クレセントは、その様子を見ても記憶を取り戻さない。ただ、ヒイロを助けに行きたがっている。 プレアデス城敷地内では、出遅れていたプレアデス城奪還組が下級エニグマ相手と戦闘。 途中、倒れたモニカを発見。オリオンが裏切ったことを聞かされる。 ミラージュは「異星海に虫けらが近づいている」と言い残し姿を消し、オリオン本人が本隊と戦うと言う。 そんなオリオンの前に現われるギラ。対峙するギラに、オリオンは自分に力を貸せという。 「俺の望みは『世界中の人々をアンチェインに覚醒させること」。ギラ、即賛同。「力なきノンアンチェインを容赦なく斬り刻んでやろう」 次回GP GM11・・・オリオンに立ち向かう GM12・・・プレアデス市民の安全を確保する GM13・・・異星海の穴に跳び込む GM14・・・深化の謎を追う